はじめまして。当サイト「車なし生活圏マップ地図」の管理者、カズスキです。
突然ですが、あなたはいま、こんな「迷い」の中にいませんか? 「節約のために車を手放したい。でも、周りは当たり前のように車を持っている……」 「自分の住んでいる地域で、車なしで生活している人なんて本当にいるんだろうか?」
実は、私がこのサイトを立ち上げた理由は、かつての私自身がこの**「孤独な不安」**に押しつぶされそうだったからです。 当時、近所を見渡せばどの家にも車があり、相談できる相手もいない。 「車を手放した人のリアルな声が聞きたい」 そう願いながらも情報が得られず、最後は「どうにでもなれ!」という勢いだけで車を手放してしまいました。
あれから早8年。 私は現在も車なしで問題なく、むしろ快適に暮らしています。 当時の私のように迷っているあなたの背中を、少しだけ押させてください。
冒頭でも触れましたが、車を手放す前の私は本当に不安でした。 「買い物はどうする?」「緊急のときは?」 そんな困りごとに対する答えが分からないまま、見切り発車でスタートしたのが私の「車なし生活」です。
でも、実際に始めてみると、想像していた「不便さ」よりも、手に入れた「自由」の方がずっと大きかったのです。 私自身は車を手放して8年目になりますが、生活に支障はありません。むしろ、この生活スタイルが、将来への大きな自信につながっています。
今、この画面を見ているあなたが、もし孤独を感じているなら、安心してください。 ここには、同じ選択をして楽しく暮らしている人間がいます。これから車なし生活を始めるあなたの力になりたい。本気でそう思っています。
少し私の経歴をお話しさせてください。 私は現在、本業で自動車関係の設計をしています。毎日CAD(図面作成ソフト)を使い、車の図面を書くのが仕事です。
「車を作る人が車を持っていないの?」と驚かれるかもしれません。 しかし、作る側の人間だからこそ、車のコスト構造を痛いほど知っています。あえて言わせてください。 **「車とは、贅沢の極みである」**と。
車体本体には、莫大な研究開発費、メーカーやディーラーの利益、数々の特許料が上乗せされています。さらに、所有しているだけで重量税やガソリン税など、何重もの税金がかかり、保険料も高額です。
一方で、**「歩くこと」**はどうでしょうか? 歩くことに税金はかかりません。「歩行税」なんて存在しませんよね。 歩行に保険は不要ですし、歩くための開発コストもかかりません。
もしあなたが、将来のために本気で貯金をしたいなら、最も高コストな移動手段である「車」を手放し、最も安価な手段である「自分の足」を使ってみませんか?
ここで言う「車なし生活」とは、修行のような我慢をすることではありません。 基本の通勤や買い物を「徒歩・電車」に変えるだけです。もちろん、どうしても必要な時はレンタカーやカーシェア、タクシーを使えばいいのです。 私も年に3回ほどはレンタカーを使いますが、所有コストに比べれば微々たる金額です。
私は自他ともに認める「ドケチ」です(笑)。 老後資金とマイホームの頭金を貯めるためにこの生活を8年続けた結果、約480万円もの節約ができました。
節約術としてよく「格安SIMへの変更」や「保険の見直し」が挙げられますが、それで浮くのは月数千円程度です。 正直なところ、車を手放すという**「大胆な節約」**をしない限り、短期間で数百万単位のお金を貯めることは不可能です。 皆さんも、本気で貯金に取り組むなら、このインパクトの大きさを体験してみませんか?
ここまで読んで、「でも、一生車なしなんて無理だ」と不安になった方もいるかもしれません。 誤解しないでいただきたいのは、私は「一生絶対に車を買わない」と誓っているわけではない、ということです。
ライフステージが変われば、必要な道具も変わります。 具体的には、子供ができた時です。 自分一人なら徒歩や電車で良くても、子供の送迎や家族でのレジャーには、やはり車が必要です。その時は、維持費の安い軽自動車を買って、家族を色々な場所へ連れて行ってあげたいと思っています。
そして、子供が成長して巣立ったら? その時はまた車を手放し、60歳を待たずに身軽な生活に戻ればいいのです。
大切なのは、「なんとなく持ち続ける」のをやめること。 ただでさえ少ないと言われる将来の年金を、乗らない車の維持費に使っていては本当にもったいないです。
「今は手放す、必要なら持つ、不要になればまた手放す」 そんな身軽なカーライフを、私と一緒に始めてみませんか?